テーマ:本箱2008.12-2009.3

15.中国の製品を信用出来ないと言うが、日本も100年前は同じであった。

ここ数年、靖国参拝問題から毒餃子事件などで日中の関係はお互いに嫌になる事ばかりで一体どうなるのかと心配したが、四川大地震における日本の救急隊員の誠意ある対応が中国の人々に感動を与えて日本に対する好感度が大幅アップとなり一安心した。かかる中国の人の日本に対する感情のぶれの大きさの裏には北京政府の意向が隠されているのか、ネット社会の変化の早…
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19.模倣しているつもりで新しい文化をつくってしまうのが日本の伝統かもしれない。

1985年頃、シカゴの屋外のロックコンサートで初めて黒人によるラップミュージックを聞いた時には新しい音楽が出現したと興奮した。その音楽はヒップホップと名前を変えて、現在の世界のポップミュージックの主流となったが、私は彼らの英語が全く理解できずついていけなかった。10年ばかりたってから日本でもヒップホップもどきの音楽が若者の支持を受けて盛…
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18.武士道は究極の個人主義であり資本主義の世の中に適している。

鎌倉時代初期に20歳あまりで夭折した宮内卿という歌人の幾つかの歌に魅了されたことがある。歌について論じる資格は私には無いが、例えば“花さそふひらの山かぜ吹きにけりこぎゆく舟のあと見ゆるまで”の様な歌は、新鮮な感覚に溢れていて現在の若者がポップスに使ってもちっとも違和感は無いと思う。彼女は平安時代から鎌倉時代初期にかけて多くの偉大な女流歌…
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17.命をかけて国民を守る人々は我々にとって英雄であるべきだ。

司馬遼太郎は好きな作家である。高校生の頃には熱心に読んだ。その後は歴史小説としては物足りなく思ったが30歳を過ぎてから今度は彼の対談やエッセイを好んで読む様になった。但し彼の著作が大企業の経営者等の所謂リーダーに持て囃されて何か大御所的になってしまった様で違和感を持ち出した頃、佐高信さんが司馬遼太郎を批判していたので面白く感じた。織田信…
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16.政府は北朝鮮による拉致を何時頃から気がついていたのか?

北朝鮮の金正日主席の体調が悪いのは間違いないらしい。日本のマスコミの対応は冷静ではあるが、日本にとって相当危険な事態では無いだろうか。北朝鮮では慢性的な食料不足がいよいよ深刻になってきておりこのままでは多数の人が餓死するおそれがあると聞く。この様な状況下で独裁者の後継問題が起きている。平和ぼけしている我々とは次元の違う、相当に追い詰めら…
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14.大相撲は日本の問題の縮図である。

日本人は未だ鎖国の影響から抜け出せていないところがあるかもしれない。例えば日本文化の真髄はどうせ外国の人には理解されないとあきらめてしまう。そのくせ誰かが海外で高い評価を受けると今度は理屈無しに英雄扱いにする。20年程前に日本市場の閉鎖性について米国と交渉していた政府の役人は、日本人はユニークだからとしきりに言訳をした結果、所謂Revi…
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13.戦後の幸運のために原則に立ち戻って考えることを怠ってきたのではないだろうか。

日本は比較的に幸せな歴史をもっていると思う。第二次世界大戦は不幸な出来事だったが、米国の占領は著しく友好的なものであった。(賠償金を支払わずに莫大な援助金を受け取った敗戦国が歴史上あったであろうか。経済が行き詰ったらアメリカに戦線布告して直に降伏すれば良いというジョークがあったのも理解できる。)明治維新という革命も欧州や中国の革命に比べ…
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12.謝るべきは謝り言うべきことは言うのは個人でも国家でも同じである。

2008年の8月15日も暑かった。63回目の終戦記念日だったが、時が経過すればするほど、私にとって、あの戦争は身近なものになってきている。小学校の高学年だった時に新聞やテレビで戦後20年と良く言われていたが、自分の年齢よりも倍近い過去なので随分昔のことだと思っていた。ところが自分が50代半ばになってみると、63年前といっても自分の年齢と…
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11.文明開化、大日本主義、対米追従の平和に続く新しい時代の波をつくることが必要だ。

経済用語に“コンドラチェフの波”という言葉がある。50-60年で繰り返される景気の周期である。技術革新が原因と説明されているが、それであれば技術革新はどんどん加速しているのでその周期も短くなってくるはずだ。そうならないのは技術革新そのものでは無くそれによって影響される世代間の生活習慣の違いが景気の波を作り出すからであろうか。人の性格は彼…
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10.今まで官僚が国を動かしてくれた事実を認めた上で、主役の座から降りてもらおう。

ここ数年官僚の不祥事が続いて世間からは袋叩きになっている。本当に官僚は堕落したのだろうか。もし官僚組織自体が堕落してしまっていたとしたらそこに働く人を批判しても詮無いことである。例えば犯罪発生率が増加したからといって犯罪者を批判しても、会社の倒産が増えたからといって倒産した会社を責めても本質的な解決にはならない。かかる場合は環境やその上…
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9.国の政策が信用出来ないと、国民は将来が不安でお金を使えず景気は良くならない。

後期高齢者保険はその名前自体がおかしい。保険とは名ばかりで、高齢者に保険財政の大赤字の一部でも負担させようという本音が露骨だ。大体保険とは病気になっても困らないように月々一定の金額を支払い(掛け捨て保険で無い場合は)無事満期になった時に積立額を受けとるというものだろう。この保険は年金でも無いのだから、将来スーパー後期高齢(90歳以上?)…
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8.日本は新しい開国が必要だ。外資系企業の日本進出を促進することである。

外国企業による日本企業の買収騒ぎを聞くたびに海外に住んでいた時の二つのエピソードが思い出される。一つは今から20年ほど前の1980年代の後半だった。私は商社の駐在員としてシカゴに住んでいた。テネシーだったかケンタッキーだったかの田舎町に出張した時である。年配の紳士が近づいて来て日本人かと尋ねた。そうだと答えると、笑みを浮かべて、“この近…
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7.談合や企業ぐるみの不祥事隠しは昔からの慣習である。

最近のテレビニュースで良く取り上げられている事件を列挙してみると、談合、いじめ、組織的な不祥事隠し、そしてかなりの確率で関係者の自殺が続く。その度にマスコミのコメンテータは管理の不備や当事者の責任を追及して、困ったものだ、と尤もなコメントをつけて次のニュースに続いてゆくが、実際には問題の本質には触れられない ― 本当の問題は、同じコメン…
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6.営利団体である企業に社会的善行を期待しすぎてはいけない。

日本の会社組織における問題の歴史を年功序列に焦点をあてて考えてみたい。 年功序列自体が持つ問題、次に従来の年功序列が社会環境に合わなくなった為に起こった問題、そして企業が年功序列の形を変えた為に起こった問題、それぞれが時系列的に発生したが企業や団体によって時期や規模は大きく異なった。終身雇用制に基づく年功序列がうまく機能したのはせいぜい…
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5.ルールがしっかりしていないと悪い企業がのさばる様になる。

一時は時代の最先端を行く企業家として名を馳せた堀江氏や村上氏が逮捕されてから早2年が経つ。既に遠い思い出となってしまった感があるが、その後元気な若い企業家が多く出てこないのは残念に思う。ほりえもんや村上氏を特に好きだった訳では無いが、彼らが英雄であったかトリックスターであったかは別にして新しい時代の顔であったことは確かだ。彼らの短い興亡…
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4.社会の上層部にはもっと厳しい競争原理が適用されるべきである。

実力主義が良くないと言う人がいるが、それでは実力主義にとって変わるものがあるのかと聞いても、今更、出生や身分で社会的な地位を決めたい訳ではないだろうし、学歴で将来が決まるのが良いのだと答えが返ってくる訳でも無いだろう。結局、彼らの言いたいのは、あまり米国のように自己を前面に出して露骨な競争をするのではなく、極端な収入の差をつけないで周囲…
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3.会社主義が人材の流動性を損ないシステムから外れた人が村八分になる。

欧米の会社が実力主義で日本の会社が実力主義では無いなどと勘違いする人がいるが、勿論そのようなことは無い。年功序列でも終身雇用制でも、形や程度は変わりこそすれ実力主義というものは存在する。市場で健全な競争原理が働く限り、実力主義でないと会社が生き残れないのは日本でも外国でも同じことだ。 ある外国人は彼のベストセラーの本で、日本の会社の人事…
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2.フリータの大量発生は需要と供給の問題であり新卒採用の因果である。

2. フリータの大量発生は需要と供給の問題であり新卒採用の因果である。 近頃の若者はなっていない、との発言はピントはずれであることが多い。特に、発言している人が、そういう若者達を育てた親にあたる世代の場合は、自らの責任を棚にあげている訳で愚かなことのように感じる。 ところで、本当に近頃の若者は駄目なのかというと、そのようなことは無…
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1.継続性の無い年功序列は詐欺と同じである。

明日になれば給料をやるからと働かせておいて、明日になっても金を支払わなければ、詐欺であろう。ましてやそれが数十年後の約束で、数百万円、数千万円の金額が支払われないとすれば、その罪はもっと重いだろう。日本人はおとなしいので黙っている人が多いが、中高年の多くの人がそのような目にあっているのではないだろうか。悪質な犯罪集団による犯行ではない。…
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